ハチとアリとの分類上(ぶんるいじょう)の関係(かんけい)は、アリとシロアリとの関係よりも近(ちか)く、あとで説明(せつめい)しますが、ハチとアリは、ハチ目(もく)という同じ分類単位(ぶんるいたんい)に入り、一方(いっぽう)、シロアリはシロアリ目という別(べつ)の分類単位にはいっています。
ハチとアリの形(かたち)をよくみると、胴体(どうたい)がくびれていて、おたがいに似(に)た形(かたち)をしています。雄(オス)アリや女王(じょおう)アリには翅(はね)が生(は)えているときがあります。
形(かたち)を比(くら)べて分類(ぶんるい)をすると、ハチとアリは同じハチ目にはいりますが、シロアリは別のシロアリ目にはいります。このようにハチとアリは、シロアリよりも近(ちか)い関係(かんけい)にあります。
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真ん中(まんなか)の写真:アリは、頭(あたま)と胸(むね)、胸と腹(はら)のつながった所(ところ)が、くびれています。
上の写真:ハチも、頭(あたま)と胸(むね)(この写真ではわかりにくい)、胸と腹(はら)のつながった所(ところ)が、くびれています。
下の写真:シロアリでは、胸と腹の所のくびれがないですね。頭と胸の所は少しだけくびれています。
このように、アリとハチはからだの形(かたち)がにているので、同じハチ目(もく)に入ります。
シロアリは、家(いえ)の材木(ざいもく)を食べてしまって、家をだめにするので、巣(す)を作(つく)っていたら大変(たいへん)です。アリとシロアリを見わけられるようになりましたか?
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